クラフトビールツーリズム - 静岡県伊東市 伊豆高原ビール

伊豆半島を先端の下田まで南下する道は、小田原から伊豆半島の東側を繋ぐ国道135号線のほかに、伊豆スカイライン、伊豆半島の真ん中を走る国道414号線、西側を走る国道136号線とかなり限られ、135号線は特に慢性的に渋滞しがちなため、ハマるとなかなか逃げ道がないのが厳しいですが、その国道135号線のちょうど真ん中あたり、国の天然記念物として有名な大室山のふもとに伊豆高原ビールがあります。

伊豆高原ビール本店(IZU BEER)
住所:静岡県伊東市富戸1103-21

熱海方面から135号線を南下していくと象牙と石の彫刻美術館と崔如琢美術館の二つの美術館を超えた先の道路の右手に「漁師メシ」という文字と山盛りの魚介丼の看板が見えるとそこが伊豆高原ビール本店です。

ここは伊豆高原ビールを醸造してはいるものの、ブルワリーとして単独で営業をしているわけではなく、漁師メシなどを取り扱うレストランを前面に出した形態をとっていて、多くの観光客は食事を目当てにしているようでした。しかし、レストランの片隅にはしっかりとクラフトビールの醸造施設があり、ガラス越しにレストランからも醸造タンクを眺めることができました。

ただやはり食事をメインにしている方が多いせいか、醸造タンクを物珍しそうに眺めているのは自分くらい。皆、美味しそうにお刺身や海鮮丼、魚のフライなど食事を楽しんでいます。

この日、御多分に漏れず、車で来た自分はここでクラフトビールを飲むわけにも行かず、併設されたお土産屋さんの一角にあったボトルを手に取りました。ちなみにこのお土産屋さんがかなりお酒類に充実しており、伊豆近郊の島々の地酒がたくさん置いてあったのが印象的でした。

この日購入したのは
天城越え
黒スタウト
の2種。

最寄りの伊豆急行線の富戸駅からこの伊豆高原ビール本店まで徒歩30分ほどあるため、なかなかお店でビールを飲むことは叶わなそうです。

伊豆高原ビール 静岡県伊東市を起点にしたクラフトビールツーリズム

この135号線沿いを熱海方面に戻り伊東のオレンジビーチの目の前にはJoynt Brewing Co. (ジョイントブリューイング)があります。こちらには以前、オープン間も無くの時に立ち寄ったのですが、あいにくオリジナルのクラフトビールは免許がおりていなく醸造前でした。今回はグラウラーを持ち込んでの量り売りでオーダーしました。持ち帰りは分量を指定するとその分だけを注いでくれる方式で、グラウラーの持ち込みの場合は10%offにしてもらえました。