クラフトビールツーリズム 岩手県 NANBU CRAFT

ここ岩手県にブルワリーが多いは理由の一つは、岩手県が日本において有数のホップの生産地だからでしょう。盛岡駅の東口を起点として東側の比較的まとまったエリアにブルワリーが点在していることを知っていたため、到着前からどこをどう巡ろうかと思案していたものの、4月半ばのこの日、到着すると盛岡はあいにくの雨。到着が夕方前だったため、自転車を借りて何軒か巡ろうという計画はあえなく打ち砕かれました。投宿していたホテルから公共の交通機関で行けるのは、、と調べて目指したのはNANBU CRAFTの櫻山店。

NANBU CRAFT(櫻山店)
住所:岩手県盛岡市内丸5−17

県庁と盛岡城址公園に挟まれこぢんまりとした飲食店が立ち並ぶエリアにあって、ちょうど櫻山神社お参道ところにあるのがNANBU CRAFTの櫻山店。

間口2メートルほどの引き戸を開けると、右手に6席ほどのバーカウンターで、左側に2階への階段。壁に描かれているポップな絵には小麦とホップ。ここNANBU CRAFTは自社でポップ生産を手がけており、その強い思い入れがよく伝わってきます。

この日用意されていたのは、定番であろうIPA、スタウト、ヴァイツェン、パールエールの4種に3種の限定ビール。カウンターでオーダーしたのはIPA。お通しに加え、雨の日の特別サービスとのことで自家製唐揚げをいただき、Unhappyだった雨がHappyに変わった瞬間です。また、ホテルで飲むためにスタウトの瓶を注文。お願いしてコースターもいただいて帰りました。

楽天では岩手県盛岡市のふるさと納税でNANBU CRAFTのクラフトビールを返礼品に選ぶことが可能です。

NANBU CRAFT 岩手県盛岡市を起点にしたクラフトビールツーリズム

このNANBU CRAFTの本店"NANBU CRAFT BREWERY"は櫻山店から車で5分程度の距離。あいにく近くにバス停がないようなので公共の交通機関では徒歩を含め15分程度かかってしまうようで今回は雨ということもあって断念。

一方で、NANBU CRAFT櫻山店から徒歩で5分程度行くとあるのが、ベアレンの菜園マイクロブルワリーwith kitchen。ビルの構造上、植え込みが邪魔してうまく回り込まないと見えないのですが、ビルの1階には銀色に輝く醸造タンクが所狭しと並んでいて、ここでビールが作られていることに心が躍ります。

この運営会社のベアレンも盛岡駅から自転車で10分強といった距離。今回は雨のために行くことができなかったのですが、盛岡市はクラフトビール好きには嬉しい街でした。