クラフトビールツーリズム 神奈川県横浜市 NUMBER NINE BREWERY(QUAYS pacific grill)

東京駅から電車でおよそ30分。江戸時代末期に港町としての歴史をスタートし、明治初期にはビールの醸造が始まったとされる横浜。その港のど真ん中にあるNUMBER NINE BREWERY(ナンバーナインブルワリー)に行ってきました。

ナンバーナインブルワリー(NUMBER NINE BREWERY)
住所:神奈川県横浜市中区新港2丁目14−1 横浜ハンマーヘッド 1F

Google mapによると最寄りにあたるみなとみらい線の「みなとみらい駅」からは徒歩で16分ほどと出ますが、行き着くまでにはクイーンズスクエアを抜けたり、港に面した遊園地よこはまコスモワールドやカップヌードルミュージアム横浜を横目に見たりと飽きないのがこの街ならではです。このエリアは住宅街ではないので、大きなオフィスビルやマンション、大規模商業施設などに囲まれており「創られた街」といった印象を強く受けますが、その分区画は整備され、道路もゆったりとした作りとなっているため、歩道もしっかり整備されています。

お目当てのブルワリーは横浜ハンマーヘッドと呼ばれる商業施設の1階、QUAYS pacific grill(キーズパシフィックグリル)にありました。ちなみにQUAYSはQuayの複数形で、波止場や埠頭という意味。横浜らしいお店の名前です。

ハンマーヘッドは船の荷下ろし/荷上げ用に設けられたクレーンを指し、1900年代初頭より利用されてきた歴史ある建造物。今もこの場所のシンボルとして施設の名前に利用されていますが、この横浜ハンマーヘッドには引き続き日本の玄関口として税関や出入国管理の機能があるとのことで、施設は近代的ながら歴史を感じられる場所でもあります。

このハンマーヘッド1階の玄関脇にあるQUAYS pacific grillは入り口脇に大きなテラス席を設けていますが、訪れたこの日は休日、外の待合エリアには大きな樽が出され、その上でジェンガのようなテーブルゲームができるようになっていました。入り口を入ると左手にカウンターとテーブル席が、また右手と1階のバーカウンター奥に大きな醸造タンクを設けています。更に2階にはバーエリアがあり、とても広い作りになっていました。

予約をしていなかったので少し待ちましたが、それでも比較的早めに1階のテーブル席に通されました。お店の名前がGrillとあってお料理も充実、そうなるとクラフトビールを目当てとしないお客様も多い模様。

この日はナンバーナインとトロピカルフルーツヘイジーをオーダーしました。サイズはハーフパイント。

NUMBER NINE BREWERY 神奈川県横浜市を起点としたクラフトビールツーリズム

この横浜市のみなとみらい〜桜木町エリアには比較的多くのブルワリーが集まっています。ハンマーヘッドからJR桜木町駅に向かってのびる万国橋通りをしばらく歩き、通りの名前にもなっている万国橋を渡ってすぐ右手にある高い建物「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」の中には「REVO BREWING」が、またこのアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉のブロックを越えた交差点を右折ししばらく行くとあるノートルダム横浜みなとみらいという結婚式場の1Fに位置するところにTHE BLISS BREWERY & DININGがあります。