クラフトビールツーリズム - シンガポール BREWERKZ

日本の東京23区ほどの広さと例えられるシンガポール(実際は埋め立てが進むシンガポールでは既に23区の広さを大きく上回っているようです)。日本からは飛行機でおよそ7時間の距離にあるこのアジアの小さな国にもクラフトビールのブルワリーがありました。2024年の夏休みを利用したシンガポール滞在は4日でしたが、3箇所のブルワリーを巡ってきました。

シンガポールを象徴するモニュメントといえば、マーライオン。その口から溢れ出る大量の水はマリーナベイに注ぎ込まれ、その絵を写真に収めようと辺りは多くの人で賑わっています。このマーライオンのあるのがマーライオン公園と名のつく広場で、ここを先端として湾ぞいに遊歩道と多数のお店が並んでおり、そこにシンガポールのブルワリーBREWERKZのタップルーム BREWERKZ ONE FULLERTON があります。

BREWERKZ ONE FULLERTON
住所:1 Fullerton Road, #01-01 One Fullerton, Singapore

少し前は世界がっかりスポットの一つと揶揄されることもあったマーライオンですが、訪れたこの日は日曜日の昼過ぎということもあってかなりの数の観光客で賑わいを見せていました。このマーライオンの目線の先には、湾を挟んでこちらもすっかり有名になったマリーナベイサンズ。ちなみに、この有名な2つの建造物がこう言った距離感で存在しているとはシンガポールにくる前は想像してませんでした。

BREWERKZはテラス席に座ると、ちょうどマリーナベイサンズが後ろから見えるような絶好のロケーションにありました。マーライオンの周りは混雑していた一方で飲食店はそれほどの混雑もなく、昼過ぎにも関わらずBREWERKZにはすんなり入ることができました。

オリジナルのクラフトビールのラインナップはかなり多い印象な一方で、食事メニューも充実。この日頼んだのは とランチ時間に合わせてお腹を満たしたかったので。

お店の方に聞くと、シンガポールオリジナルのクラフトビールブルワリーということでしたが、この湾沿いの店舗に醸造施設があるわけではなく、別のところで醸造されたビールをこっちに持ってきており、ボトルなどでの持ち帰りもこのお店で用意がないとのこと。
天気はあいにくどんよりしていたものの、マリーナベイサンズとのどかな湾、少し離れたところの喧騒と雰囲気のあるブルワリーという絶好のロケーションで飲んだクラフトビールは最高でした。

BREWERKZ シンガポールのクラフトビールツーリズム

シンガポール滞在中に訪問した以下3つのブルワリーはいずれもダウンタウンに程近く観光客にもアクセスしやすいところにあります。
・Little Island Brewing Co
・Lion Brewery
・BREWERKZ