クラフトビールツーリズム - シンガポール Lion Brewery Co

国際的な金融都市として知られ、東京23区ほどの国土の一方、国民の数は23区の半分ほどながら、国としての競争力が高いシンガポール。日本からは飛行機でおよそ7時間の距離にあるこの小国にもクラフトビールのブルワリーがありました。2024年の夏休みを利用したシンガポール滞在は4日でしたが、3箇所のブルワリーを巡ってきました。

シンガポールの国土全体をみた時に、南部の真ん中あたりに位置するダウンタウン。平日の日中はビジネススタイルの人々で溢れており、Tシャツにハーフパンツのような観光客然としたカジュアルな格好で出歩くと少々場違いと思わせるほど活気あふれたビジネスの街です。その名の通り、ダウンタウン線という地下鉄MRTが通っており、このテロック・エアー(Telok Ayer)駅からおよそ徒歩で5分のところにLion Brewery Coがあります。

Lion Brewey Co
住所:36 Club St, シンガポール

シンガポールのダウンタウンエリアのちょうど真ん中、セントラル・ブルバードは途中でクロス・ストリートと名を変え南東から北西へと射抜く大きな通りです。テロック・エアー駅はこのクロス・ストリートの真下をにあるため、地上に出た後、クロス・ストリートを北西方面に向かって歩き、すぐ先にあるメルキュールホテルを左折、その先に見えるカラフルな瓦を載せた建物を眺めながら歩くとすると、ひとブロック目の右手にLion Brewey Coの看板が見えてきます。

この通りを右折すると左手にLion Brewey Coの入り口がありました。間口が広く、そしてあたりに合わすかやようにアジアンな瓦屋根がブルワリーとはミスマッチで、和洋折衷な文化を持つシンガポールらしさをまとっていました。店は横長になっており、入って正面がカウンターとテーブル席、左手が広めのテーブル席で、右側のカウンター裏に醸造施設が置かれていました。写真は入って左手にあるテーブル席。

訪れたのが平日の昼下がりのランチ後とあって、お店にはそれほど多くのお客がいたわけではありませんでしたが、上述の通りビジネス街のど真ん中にあるだけあって、残っていた客層はスーツに身を包んだビジネスマン達でした。

この日オーダーしたのはFrosty Morningsという名のIPA。Seasonal Beerだったため常に用意があるわけではありません。

客足が落ち着いた頃を見計らって、店員さんに写真を撮らせて欲しいとお願いしたところ、ちょっと待ってね、と。その後、ヘッドブルワーが出てきて、バーカウンターの裏にあr施設内部に入らせてもらえる神対応を。聞くとこちらでは8台のタンクがあるとのことで、好きに撮っていいよとのお言葉に甘え、パシャパシャと写真を撮らせていただきました。

Lion Brewery Co シンガポールのクラフトビールツーリズム

人生初の訪問となったシンガポール旅行では、以下のBreweryに訪れてきました。いずれもダウンタウンから東側のエリアにあり、国土もそれほど広くなく公共の交通網が発達しているシンガポール においてはアクセスがしやすかった印象です。
Little Island Brewing Co
BREWERKZ
・Lion Brewery

また、宿泊先近くにあったスーパー「Cold Storage」でも多くのクラフトビールを見かけましたが、さすがシンガポール 、香港や東南アジアのクラフトビールを数多くラインアップしていました。その中でいくつか地元シンガポールのクラフトビールを購入しました。

一つが、BREWLANDERのXPA。

そしてもう一つが、RedDotBrewhouseのIPA。

最近日本でも少しずつ、スーパーでクラフトビールを見かけるようになりましたが、地元ならではのクラフトビールに出会えるのも、旅の魅力の一つ=Craft Beer Toursismです。