クラフトビールツーリズム - 沖縄県那覇市 MAHOWBREW
沖縄の方言で焼き物を示すやちむん。国際通りより少し入ったところにあるHyatt Regency 那覇から通りを挟んだ向かいには那覇市立壺屋焼物博物館があり、この前の通りは壺屋はちむん通りと呼ばれ通りの左右には焼き物屋ややちむん体験のできるお店が並んでいます。
道路幅もさほど広くない石畳の通りに、昔ながらの建物を残す形で営業している焼き物屋も多く、那覇の中心とは思えないゆったりとした時間が流れています。那覇市立壺屋焼物博物館からこの壺屋やちむん通りを歩き突き当たるのが、ひめゆり通り。このひめゆり通り交差点からすぐのところMAHOWBREWがあります。
MAHOWBREW(Witch's Sandwich)
住所:沖縄県那覇市壺屋2-4−3

那覇空港方面から沖縄本島を縦断する形で走るひめゆり通りは、壺屋やちむん通りとは打って変わり一気に交通量があがり、この交差点までくると観光客向けではなく生活者の街へと変貌した印象を持ちます。壺屋やちむん通りからこの交差点を渡り左折したすぐ先のの右手に大きな醸造施設が窓から覗けるのがMAHOWBREWです。お店自体はキューバのサンドイッチを提供するWitch's Sandwichという屋号が架けられていますが、MAHOWBREWのタップルームという位置付けです。
大きな醸造設備がお店の大部分を占め、カウンターとテーブル席は合わせて10席ちょっと(元々自社醸造する前にクラフトビールとキューバサンドを提供するお店だったので、醸造設備が置かれている場所も昔は席でした。事情はこちらが詳しいです。)カウンターの前には多めのタップが並びます。

カウンターに席を取り、メニューを見るとクラフトビールのラインナップがとても豊富だな、という印象を持ちました。地元沖縄県の名護市のシークワサーや同じ沖縄県の本当北部に位置する今帰仁村のスイカを副原料に使ったものや、沖縄でよく耳にするさんぴん茶を使用したものなど、地元ならではのクラフトビールも提供されています。


この日オーダーしたのはフギンという名のチェコパールラガー。

キューバサンドが売りとあるので、キューバサンドも一緒に注文しました。お腹が空いていたのでクラフトビールとの相性もバッチリでした。
MAHOWBREW 沖縄県那覇市を起点にしたクラフトビールツーリズム
MAHOWBREWはゆいレールの安里駅から徒歩で8分ほどとアクセスが良いですが、観光客に人気の高い国際通りからも徒歩圏内の位置にあります。
壺屋はちむん通りを国際通り方面に向かい、そのままアーケード街となっている平和通りを入ってくと二股となる交差点の左手が桜坂になりますが、ここに桜坂ブルワリーがあります。
平和通りと並行して走るアーケードの市場中央通り出口(国際通りと反対側)の左側にあるのが浮島ブルーイング。こちらは3階にあります。
国際通りに戻りロイヤルパームホテルの裏手に位置するHeavy Sasori Brewingは、2025年5月時点では免許の関係でまだ醸造を開始していませんでしたが、着々と準備が進んでいるようでした。