クラフトビールツーリズム ラスベガス TENAYA CREEK BREWERY(テナヤクリークブルワリー)
※コロナ禍で思うように遠出ができない中、新しいブルワリーの開拓ができていないため、過去に海外で訪れたブルワリーを回顧します。
砂漠のど真ん中にあって乾燥したエリアとのイメージの強いラスベガスに雪が降ったのは、2019年2月某日。この雪で飛行機がラスベガスにこれず、日本に帰ることが叶わなくなってしまった、そんなことを全く予想もしていなかった数日前に訪れたのは、ラスベガスの中心地から少し離れた場所にあるクラフトビール のブルワリー「TENAYA CREEK BREWERY」。
TENAYA CREEK BREWERY
住所:831 W Bonanza Rd, Las Vegas, NV
ラスベガスはクラフトビールのブルワリーが至る所にあり、北部に位置するダウタウンにはBanger Brewery、ストリップ地区にもカジノホテルThe Palazzo内にTrustworthy Brewing、その間のエリアにもHop Nuts Brewing、Able Baker Brewingと、いずれもラスベガスの旅行者が利用するバスで移動できる範囲の中にいくつものブルワリーが存在しています。そんなラスベガスにあってTENAYA CREEK BREWERYはダウンタウンよりもやや西側のハイウェイを挟んだところに位置し、車を持たない旅行者(そもそもビールを飲むので車はNG!)にとっては少々行きにくいところにあります。しかしそういう場所だからこそ地元感覚を味わえるのでは?と思ったため、ストリップ地区のホテル前からバスを乗り継いでハイウェイのガード近くで下車し、その先の暗いガードをくぐって、先ほどのラスベガスの喧騒とは程遠い無機質な道路の先に、お目当のブルワリーはありました。
TENAYA CREEKとはアメリカ カリフォルニア州ヨセミテにある川の名前。その名を冠したブルワリーだけあって、見ると外観は茶色と黄色を基調とした自然を意識したような作り。黄色く光る「tenaya creek brewery」の文字も、ディズニーランドなどテーマパークを抜け出してきたような、どこか木のぬくもりを感じる可愛いフォントで表現され、自然界への愛着を感じさせます。
入り口を入ると、アメリカの映画でよく見るような大きなバーカウンターが真ん中に位置し、そのカウンターの中には数多くのTAP、そしてその上にはブラックボードがありメニューが記されていました。またカウンターの周りには高めの椅子とテーブルも用意されており、やはりここがレストランではなく、お酒を飲むところなんだというのを感じたこと、また、時間帯は夕食に近かったこともあり、一人できているお客が少なかった記憶が残っています。
この頃になると、だいぶ色々なクラフトビールに飲み慣れてきており、個人的には、やや重めながら、そのブルワリーの特徴が色濃く出ると感じていたIPAなどエール系を好んでオーダーするようになっていました。また、ブルワリーに訪れたログとしてそのブルワリーのグラス(タンブラー)を購入することも好んでしており、ここTENAYA CREEK BREWERYでもグラスを購入してお店を後にしました。
ただ、後日談としてですが、せっかくラスベガスに来たのだからとTENAYA CREEK BREWERYを出た足でHop Nuts Brewingにも顔を出した際、買ったばかりのTENAYA CREEK BREWERYのグラスを落として割るという災難に見舞われました。結局、Hop Nuts Breweingでリベンジ兼ねてグラス(タンブラー)を買ったのですが、今でもTANAYA CREEK BREWERYのグラスを落としたことは残念な思い出です。
TENAYA CREEK BREWERY(テナヤクリークブルワリー) ラスベガスを起点としたクラフトビールツーリズム - 周辺観光
カジノの街、ラスベガス。カジノを含めた観光のことを考えると、ストリップ地区のホテルを押さえるのがオススメです。ラスベガスの街そのものがカジノやショッピング、ショーなどのアトラクションに溢れており、すぐにアクセスできるというのももちろんですが、少し足を伸ばしてグランドキャニオンやセドナに、と行った場合のオプショナルツアーも多くがストリップ地区を起点として組まれていることが多いためです。
カジノは多くのホテルの1階にあることが多く、ホテルのランクによって雰囲気が異なるため、自身が泊まるホテル以外にも足を伸ばして見てみるのも良い経験になると思います。例えば3つ星の「フラミンゴ・ラス・ベガス・ホテル & カジノ」は入っていきなりスロットなどのカジノコーナーが広がりますが、5つ星の「ザ・パラッゾ」では入り口から少し歩いてカジノコーナーへと進んでいく必要があります。
ラスベガスのショーはシルク・ド・ソレイユが有名ですが、他にも超有名なアーティストのコンサートや世界的なDJ、有名人のものまねショーまで幅広く開催がされています。予めお目当のショーがあれば別ですが、ラスベガスにはTix4Tonightという元々当日券を安く販売することを目的としたチケットショップが存在しており、色々なショーの開催状況を比較・確認しながら多少安く購入したい、という方にはオススメです。
ショッピングにおいては、ホテルに有名ブランドのブティックが入っていることも多いですが、ストリップ地区の北部にはファッション・ショー・ラス・ベガスといういわゆるアメリカのショッピングモールがあり、デパートから子供服、AppleStoreまで幅広い物欲を満たせてくれます。
またいずれもストリップ地区よりバスでアクセス可能な場所(NorthとSouth)にプレミアムアウトレットが2店舗あります。Northはハイブランドやカジュアルブランド含め店舗数も多く観光客も多い印象ですが、Southは比較的庶民的なブランドが出店している印象です。