クラフトビールツーリズム 静岡県 WEST COAST BREWING "12 to go"

東は伊豆から西は浜松、北部には富士山と横長で広大な静岡県には多くブルワリーが点在しており、静岡県の観光協会でも紹介されるほど。今回訪れたのは東京駅から新幹線で約1時間ほどの静岡駅から徒歩数分のWEST COAST BREWINGのテイクアウト店"12 to go"です。

12 to go(Twelve to go)
住所:静岡県静岡市葵区紺屋町7-14 菊正ビル1F

静岡駅の北口をでてロータリーを越えたビル群の一本裏手の通りにある”12 to go”。西側に道を一本挟んだ隣のビル1階には同じWEST COAST BREWINGが運営するレストランTwelveがありますが、訪れた時間が夕方の4時過ぎと開店時間の5時よりも前だったため、お店の中でスタッフさんが慌ただしく仕込みや準備中。

その姿を横目に見ながらお店に到着してやや重厚な扉を開けます。目と鼻の先にレストランがあるので、こちらは完全にテイクアウト専門店かと思いきやカウンターとテーブル席が用意されており、それほど人数は入れませんが、オンタップでクラフトビールを飲むことが可能。

この日は別に用事があって、あいにくカウンターで飲む時間は無かったものの、入った左手にあった大きな冷蔵庫を覗き込むと、店員さんが声をかけてくれました。

「シーズナルのクラフトビールはありますか」と聞くと「基本全てシーズナルなんです」との答え。確かに冷蔵庫には。WEST COAST BREWIEGらしくダークグリーンのホップを模したキャラクターと強いメッセージ性を持ったラッピングを施された缶が所狭しと並んでおり、IPAだけでもかなりの数。全て500mlの缶。5分以上どれにしようかと丁寧に冷蔵庫を眺めていた気がしますが、その際にもお店で飲んでいくお客様が数組訪れていました。

今回購入したのはアルコール度数が高め8%のHazy Double IPA「BRILLIANT CUT」とAmerican Pale Aleの「SIDECHAIN SERIES」。変える都合だったため、こちらで角打ちができるかを確認し忘れましたが、次回行く際にはぜひタップから注がれるできたてのクラフトビールを飲んでみたいと思います。