クラフトビールツーリズム 山梨県ブライトブルーブルーイング
2021年11月末の某日、山梨県は富士吉田市にあるブルワリー、ブライトブルーブルーイング(BRIGHT BLUE BREWING)を訪問。大月と河口湖を結ぶ富士急行線の下吉田駅からほど近い場所にあるこのブルワリーは、元々は製氷工場だったとのことで外観は少々古いながらも、見るからに堅牢な建物にビアバーを併設している醸造所です。トラックの荷の積み下ろしがしやすいように入り口が少し高くなっていることからも、ここが元々は工場だったことを伺い知ることができます。同じ敷地内にはアートギャラリー「FUJIHIMUROギャラリー」などがあり、この元製氷工場は新たな文化を生み出す場所へとリノベートされていました。
BRIGHT BLUE BREWING
住所:山梨県富士吉田市富士見1-1-5
ビアバーは土日のみオープンとのことで、訪問したのは日曜日の午前中。早過ぎた到着のためか、あいにく社長がお店を空ける準備中でお店の暖簾を掛けていたところでした。レジが準備できていないとのことで、お目当のクラフトビールを購入をすることができなかったのですが、写真を撮らせていただくことは快諾いただきました。
木のぬくもりを感じられる看板と、ブライトブルーの名を表現した綺麗な青い色の暖簾。ここに描かれているのはホップのようです。ブライトブルーブルーイングでは地元で栽培されたホップを使用したクラフトビールを醸造しており、この暖簾からもそのこだわりを感じることができます。
暖簾をくぐるとカウンターがあり、その左奥には5つのタップ(TAP)。営業中であればここから出来立てのクラフトビールを味わうことができたのでしょう。写真で見切れているガラス窓の奥から、暖簾をくぐった右手まで一体がガラス張りの醸造所になっており、まだまだ真新しい多くのタンクが並んでいることを見ることができます。
この日は9月末に審査が行われた「インターナショナル・ビアカップ2021」での受賞をお祝いしたお花が飾ってありました。
そしてもう一つ目を引いたのが、暖簾と同じ鮮やかなブライトブルーのグラウラー。本来は持ち帰り用として購入ができる、はずだったものの朝イチでレジの準備もできていなかったため、購入は断念。ブルワリーでは、ビールのみならず、オリジナルのタンブラーやグラスなどのグッズを用意していることが多いですが、最近はグラウラーを置くブルワリーも増えているように感じます。
ブライトブルーブルーイングを起点としたクラフトビールツーリズム - 周辺観光
ここ富士吉田市は河口湖と山中湖に挟まれるような形で山梨県の東南部に位置する街で、市内にある富士急ハイランドを中心とするレジャーエリアが有名ですが、市内の至る所から様々な顔を見せる富士山や、実は富士山の5合目も富士吉田市に属するなどやはり富士山との関わりは切っても切り離せません。また古くからはた織りの街として栄え、今も市内に多くの織物屋さんが軒を連ねていたり、市内に大きな神社仏閣が多かったりと、ノスタルジックに浸れる場所が多いのも特徴かもしれません。
市内を車で走ると、幹線道路沿いを中心にB級グルメで有名な「吉田のうどん」の店も多く、逆に山梨で有名なほうとうのお店は市内に限るとあまり見ないかもしれません。
詳しい観光案内は、市の公式ホームページをご覧ください。また、楽天では富士吉田市のふるさと納税でブライトブルーブルーイングのクラフトビールを返礼品に選ぶことが可能です。