クラフトビールツーリズム - 福岡県博多市 オークラブルワリー

福岡県 博多の市内を流れる那珂川は、分岐する博多川と挟み込む形で、九州一の飲食街となる中洲を作っている川でもありますが、その博多川沿いに立つのが老舗の高級ホテル「ホテルオークラ福岡」です。最寄駅は地下鉄 空港線の中洲川端駅で徒歩でおよそ3分という距離、そのホテルオークラ福岡に老舗のブルワリー オークラブルワリーがあります。

オークラブルワリー(Okura Brewery)博多ドラフト
住所:福岡県福岡市博多区下川端町3-2 B2

中洲川端駅は博多リバレインという商業施設と直結しており、福岡アジア美術館や歌舞伎やミュージカルなどの演劇ができる博多座、福岡アンパンマンこどもミュージアムを含む博多リバレインモールなどから成り立っており、ホテルオークラ博多もその一つを担っている形になります。

このホテルオークラの地下1階は2階とともに、飲食店の入るフロアとなりその一角にあるのがオークラブルワリー。エスカレーターで地下に降りると、そこには気分の上がる看板が。

この看板を眺めながら奥へと進み、お店の前に立つと早速、正面に早速聳え立つビールの仕込み窯がお客様を出迎えてくれます。

訪問したのは蒸し暑い7月の金曜日の夜8時半ごろ。入り口でお店の人を待ち、一人での来客であることを伝えると、この仕込み窯の前のカウンターに席を用意してくれました(ここがカウンターになっているとは思わず、後ろがすぐレストランの入口なので少々の気恥ずかしさもありますが、貴重な体験となるのでそのまま居座りました)。

「博多ドラフト」のブランド名で用意されているクラフトビールは主にヴァイツェンたケルシュなどドイツ系。

しかしこの日はスペシャルビールとして用意されていたIPAをオーダー。

席が入り口のカウンターだったため、中をじっくり観察することはできなかったのですが、チラッと覗くと奥に多くの醸造樽が並んでいました。サイトによると1999年の創業時より毎日クラフトビールを作り続けていた、とのこと。全体的に老舗の雰囲気を感じることができました。

オークラブルワリー 福岡県博多市を起点にしたクラフトビールツーリズム

同じ中洲川端駅を最寄駅とするのが、 冷泉公園近くにあるあおぞらブルワリー博多店屋町。オークラブルワリーからは徒歩でおよそ7分の距離にあります。

また、中洲川端駅から地下鉄 空港線で大濠公園駅まで行くと、駅から徒歩数分の距離にあるのがB.R.E.W。同じく中洲川端駅から地下鉄 箱崎線で千代県庁口駅まで行くと、ここから徒歩わずか1分程度のところにあすなろブルワリーがあります。