クラフトビールツーリズム 石川県 オリエンタルブルーイング

石川県。金沢駅に直結する金沢百番街という商業施設は主におみやげを取り扱う"あんと"、ファッションや雑貨などいわゆる駅ビル事業がメインの"rinto"、そして飲食店やスーパー、ドラッグストアを中核とする"あんと西"の3つの施設から構成されており、この"あんと西"の2階に金沢発のブルワリー"オリエンタルブルーイング"の直営のビールパブ"オリエンタルブルーイング金沢駅店"があります。

オリエンタルブルーイング (ORIENTAL BREWING)金沢駅店
住所:石川県金沢市木ノ新保1-1 あんと西 2階

クラフトビールの量り売り:グラウラーで持ち帰り可能(グラウラーも店内販売あり)

北陸新幹線 金沢駅の開業で東京からだいぶ行きやすくなった石川県金沢市。開業以前は羽田空港から小松空港まで飛行機で飛び、その後は高速バスなどで金沢市内まで出るという手段しかありませんでした。その頃しか知らない自分からすると、大きく変貌した金沢駅にまず驚きました。

金沢駅の改札を出て西口方面に向かって歩いて行くと、左手に"あんと西"のエスカレーターがあり、このエスカレーターを上がったすぐ左手にあるオリエンタルブルーイング金沢駅店は、壁面がガラス張りとなっているためすぐにそれと気付きます。

店内はカウンターが6席にテーブル席が25-30席程度で、カウンター前にタップは8つ用意されていました。

1人なので、いつものようにテーブル席を避けカウンターに陣取ります。すると目の前にあるORIENTAL BREWINGとかかれた文字横のロゴが目に止まりました。ロゴ自体は何度か見たことがあり、平面的に見ていたロゴは「幾重にか描かれた丸い円」くらいの印象だったのですが、ここにあったロゴは立体的で、丸に中心から細い線が出ているその形は和傘そのもの。調べると金沢の和傘は伝統工芸とのことで、それを模したものと初めて認識しました。

店内の壁一面に取り扱っているクラフトビールの一覧がありましたが、このお店も少し前に訪問した神戸ビールと同様にタブレットでの注文方式で、この日はオーダーできたのは「湯涌ゆずエール」や「加賀棒茶スタウト」など地域名産品を活用したクラフトビールを含め6種。気になったAmeican IPAの「UNITE」は残念ながら売り切れていました。地域名産を使ったビールも気になりましたが、結局注文したのは「迷ったらオススメ」とメニューにあった「CITRA」という名のIPA。

駅に直結した場所柄か、長居をしているようなお客様は見当たらず、1人でふらっとやってきて、1-2杯飲んで帰る、という客層が多かった気がします。そういう自分も新幹線までの時間ということで立ち寄ったので滞在時間はわずか30分ほど。

新幹線の出発時間まで30分を切ったので、お会計をと席を立ちカウンターに向かって右側のレジカウンターまでにくとそこにはオリジナルのグラウラーが。また気になっていたAmerican IPAの「UNITE」のボトルビールも。ということで、お会計ついでに「UNITE」のボトルを購入してお店を後にしました。

ちなみに、この「あんと西」にあるオリエンタルブルーイング金沢駅店のエスカレーターを挟んだ向かいのスーパーマーケット「100banマート」のお酒コーナーもかなり充実しており、今回あいにく時間の都合がつかずに訪問できなかった「金澤ブルワリー」のクラフトビールも数多く置いてありました。(そしてオリエンタルブルーイングのボトルビールも)