クラフトビールツーリズム 東京都新宿区 Vector Beer

山手線内の中にあって大きな存在感を誇る公園、新宿御苑。新宿区内藤町にあるこの公園は江戸時代は現在の長野県伊那市にあった高遠藩の内藤家の下屋敷だったとのこと。日本庭園と茶室といった日本文化、桜・菊といった日本を象徴する花、そして植物園でも有名で、有料の公園ながら多くの観光客で賑わっています。

この新宿御苑から徒歩でおよそ5分のところにあるのが”Vector Beer新宿店”、Vector Brewing直営のブルーパブです。

Vector Beer新宿店(Vector Brewing)
住所:東京都新宿区新宿1-36-5

新宿御苑は広く、北側を丸ノ内線に、南側を中央・総武線に挟まれるような形になっていますが、Vector Beer新宿店は北側の新宿御苑駅が最寄り。新宿駅寄りの改札を出ておよそ徒歩で4分、新宿ホテルPARK INNの1階にブルーパブ"Vector Beer新宿店"はあります。

ホテルの1階という好立地を利用してテラス席が広く取られていたのが印象的です。訪れたこの日は雨でしたが、透明なビニール幌がかけられていたので、利用している観光客と思しき外国人がすでに数組、ビールを楽しんでいました。中に入ると左手にカウンターでハイチェアが8席ほど、右側と店の奥にテーブル席が設けられており、食べログによると30席とのこと。観光地のど真ん中という場所柄か、やはり外国人が多い印象でした。

カウンターでお一人で来られていた外国人の隣の席をお借りし、この日オーダーしたのはTOMCAT HAZYIPAというHAZY IPA。猫がマスコットキャラクターのようで、「ねこぱんち」や「猫結び」といった猫という単語の入ったクラフトビールが多かったです。

予定の隙間に訪れたため、この日はあまり長く滞在ができないのが名残惜しく、をテイクアウト。

Vector Beer新宿店 東京都新宿区を起点にしたクラフトビールツーリズム

やや横長の形をした新宿区にもいくつかブルワリーがありますが、まさに点在との表現がぴったり来るように、ぞれぞれが比較的離れて存在しています。新宿区の基幹駅である新宿駅の西口の高層ビル群の一角、野村ビルにビール工房 新宿、そして住所は渋谷区になりますが、甲州街道の南側で京王新線新宿駅より徒歩で5分程度のところにはY.Y.G Brewery&Beer Kitchenがあります。

一方、ベクタービアからは徒歩でおよそ15-6分、明治通りの代々木駅寄りにあるのがウォータリングホールというビアバー。クラフトビールを専門的に扱うビアバーとしては老舗にあたるようで、あまり広くない店内は19時近くともなればあっと言う間に満員になるほどの人気店です。

こちらのビアバーでは日本のを多めに、世界各地のブルワリーのクラフトビールの取り扱いがあり、on tapでビールを飲むことができます。訪れた日は北海道ののぼりべつ地ビール鬼伝説をオーダー。専用グラスで出てきました。写真を撮ってOKか、お聞きしたところ、beerkumaとWatering Hole店長のスタンドを持ってきてくださいました。

新宿でハシゴクラフトビールはいかがでしょうか?