クラフトビールツーリズム - 大阪府大阪市 ビールと焼鳥「コーポ」

東京都と神奈川県に次いでブルワリーの数が多いと思われる大阪府。Always Love Beerさんのサイトで地図上でブルワリーを見てみると、東京都は山手線内のみならず、私鉄沿線にも広くブルワリーが分布しているのに対し、大阪市の中心地である梅田と難波の間のブルワリー密集度は東京以上のように見えます。特に地下鉄網が発達している大阪市内では、各ブルワリー間のアクセスも良く、大阪メトロの発行する地下鉄とバスの乗り放題の1日乗車券を購入すれば、1日でいくつものブルワリー巡りもできるのがうれしいです。

今回の大阪ブルワリー巡りの旅は大阪の鉄道の玄関口である新大阪駅からは徒歩でおよそ15分弱、地下鉄の御堂筋線を使えば北に1駅の東三国駅から徒歩数分の場所にあるコーポからスタートしました。

ビールと焼鳥『コーポ』
住所:大阪府大阪市淀川区東三国4-9-4

地下鉄といっても、このエリアでは地上どころか高架を走っている御堂筋線。御堂筋線自体が国道上を走っているため、国道周辺こそ高いマンションが多くありますが、一本中に入ってしまうと新大阪駅から一駅とはいえ、都会の喧騒はあまり感じることなく、周辺は昔ながらの住宅街といった印象。お目当てのコーポも住宅と商店が入り混じるエリアにありました。

一見、ブルワリーとは気が付かない外見ですが、扉を開けると入ってすぐに、右手にビール工場・左手に店内と書かれた黒板がお出迎え。矢印の通り左手に向かうと厨房を囲うように立食カウンターが構えられていました。頑張って入って12-3名といった広さです。開店30分ほどの18:30過ぎに到着したものの、お一人様が数組、愛想のよい店長とそれぞれ会話のラリーを交わして盛り上がっていました。

ドリンクも料理もメニューは黒板のみで、カウンターの立つ位置によっては見えにくいのですが、店長が抱えて見せてくれている隙に「写真撮ったらよいよ」と斜め向かいに立つお客様の助言でパシャり。

まずオーダーしたのはコーポエールというEnglish Summer Ale。

夕飯時でお腹もすいていたので、鮮鶏や焼き鳥に加え、ホタルイカなんかもオーダー。どれも最高に美味でした。

店長に聞くと、特に瓶詰・缶詰での販売は行っておらず、ここで消費できる量だけを作っているんです、とのこと。ボトルにする作業に加え、ラベルはったり出荷したりととても一人だと労力が足りないんですよね、と。この日、スタッフさんが1名いらっしゃいましたが、基本はお一人なんでしょう、、となればなるほど、納得の理由です。

続いてオーダーしたのはコーポイングリッシュビターというダークビール。

19時半ごろになると、予約していたお客様が来店しあっという間に店内はぎゅうぎゅうに。帰りがけにちらっとビール工場ものぞかせてもらいましたが、鶏料理という串刺ししたり、鮮鶏といった温度管理が重要であろう複雑な料理の仕込みをしながらクラフトビールを作るというのも相当大変だろうな、と思いつつ、とても明るく人柄の良い店長さんがうれしそうにお客様と会話する姿を見てほのぼのしました。お店の概観からもどこかその”ほのぼの”さが伝わってきた気がしました。

同じ新大阪周辺にあるブルワリーとしては、新大阪駅から北東北東方面の東海道新幹線の線路沿いと言えるほどの場所に上方麦酒があります。元お風呂屋を改装してブルワリーにしたというブルワリー。新大阪駅からは歩くとおよそ15分ほどの距離です。