クラフトビールツーリズム - 群馬県富岡市 上州富岡ブリュワリー

世界遺産・富岡製糸場で知られる群馬県富岡市。上信電鉄上信線の上州富岡駅を降りると、駅舎自体もどこか明治の面影を残すような佇まいで、駅前のロータリーや周辺施設にもその雰囲気が漂っています。製糸場が生糸産業の近代化遺産というコンセプトを持っているだけに、街全体がその世界観を大切にしているのが伝わってきます。

その上州富岡駅から歩いてすぐ、駅と富岡製糸場を結ぶ道のりの途中にあるのが「上州富岡ブリュワリー」です。

上州富岡ブリュワリー(Joshu Tomioka Brewery)
住所:群馬県富岡市富岡1426-1

駅から製糸場へと向かう、まさにクラフトビールツーリズムを体験するのにうってつけの立地。駅まで徒歩ですぐという利便性の高さと、富岡製糸場へのアクセスの良さを両方兼ね備えた場所に店を構えているのは、観光客にとってはありがたい限りです。上州富岡駅とその駅前施設が持つ明治の面影とは裏腹に、比較的新しいこのブルワリーの外観は白基調がありました。

決して規模の大きなブルワリーではなく、個人経営と思しき小さな醸造所です。店に入ってすぐ右手は券売機。この規模のブルワリーでは珍しいシステムかな、と思いました。こぢんまりとした空間ながらも独自の運営スタイルへのこだわりを感じました。

カウンター上にはメニューが並び、見ると定番のIPAやエールに加えりんご・キウイ・オリーブ・生姜といったフルーツや野菜の名前が目に入ってきます。いずれも地元富岡や周辺のエリアで作られた地域の素材を使ったビールとなっており、地元密着型のブルワリーならではのラインナップも魅力です。

この日は周辺観光ついでに来たため持ち帰り用にボトルで購入。

上州富岡ブリュワリー 群馬県富岡市を起点にしたクラフトビールツーリズム

上州富岡駅からは上信電鉄で高崎駅方面へも一本。高崎エリアには、かつて空き倉庫だった建物を改装した醸造所兼タップルーム「コタマブルワリー」があり、高崎駅から徒歩20分強で訪れることができます。富岡製糸場を訪れたあと、上信電鉄沿いにもう一軒足を延ばす、という組み立ても楽しめそうです。