クラフトビールツーリズム 静岡県 MASTERS BREWING/2階のビアパブ

沼津は静岡県の東部に位置し、東部エリアでは比較的大きな街ではありますが、新幹線が止まらなく、近接する三島駅から東海道線で来ることになるため、東京や関西方面などから公共交通機関を利用するのには少々アクセスに時間がかかります。

それでも駿河湾沿いの大きな公園や沼津漁港、御用邸跡(現在は利用されていなく公園)など観光スポットが点在し、駅周辺も数多くのビジネスホテルが存在するなど非常に生活はしやすい環境だと降り立って感じました。駅周辺にもブルワリーが点在していますが、今回はMASTERS BREWING 沼津駅前醸造所に行ってきました。

MASTERS BREWING 沼津駅前醸造所
住所:静岡県沼津市大手町5-2-3

直前まで沼津よりおよそ20kmほど西の富士市 Rough&Laugh Brewingにいて、この日の目的地 沼津のおすすめブルワリーを聞いていたところでしたが、MATSERS BREWINGも名前が挙がった一つでした。移動中にサイトを調べたところ、静岡県にブルワリーが多い所以ということで話が上がった「水*」に、このMASTERS BREWINGもこだわっているように書かれていたため、興味を持ち伺ってみました。

*MASTERS BREWINGのサイト上にも表記がある通り、富士山の伏流水(砂利などで地層深くに染み込んだ水)をクラフトビールに利用しているようです。

沼津駅は南口に降り(ちなみに沼津駅には北口南口を貫く連絡通路的なものがなく、北口・南口それぞれの出口を出ると反対側に回るには、駅の西側にある南北を繋ぐ地下道路についている歩道を使わないといけないです)、ロータリーを超え南に向かって歩くこと数分、さんさん通り沿いの右手にあるビルの1階に目立つ銀色の醸造設備が見えたらそこがMASTERS BREWINGです。2階エリアの壁画もよく目立ちます。

1階に醸造施設とガラス越しに醸造エリアを眺められるバーカウンターが4〜5席。ただ店員さんはここにはいないので、2階へと上がります。2階はその名の通り「2階のビアパブ」。階段の目の前がお会計カウンターで、左手がバーエリア、右手が厨房エリアになっていました。

レジカウンターの上にはその日TAPに用意されているクラフトビールのラインアップが紹介されています。12TAP全てがMASTERS BREWINGのオリジナルではなく、ゲストビールも含まれており、この日は同じ静岡県のBaird Beerもラインナップされていました。

こちらにもあるとおりこのブルワリーは居酒屋さんが母体となっているため、お料理にも期待ができたと思うのですが、この日は沼津ならではの魚を食べる予定があった(のと、別件トラブルで沼津入りがずれ込んだ)ため、こちらのブルワリーへの滞在時間が大幅に削られ、席に落ち着いてクラフトビールを飲むじかんもなくなり、結局2種類の缶ビールを購入しました。

一つはAFRICAN JUICY PASSION。

もう一つはHAZY MASTERS IPA。

お店の壁画と同じキャラクターが描かれた缶が可愛いです。

MASTERS BREWING 静岡県沼津市を起点にしたクラフトビールツーリズム

同じ沼津駅の南口に老舗のブルワリー REPUBREWがあります。距離にして徒歩でおよそ5分。東京でも酒屋さんでたまに目にするブルワリーですが、この日はあいにくお店が貸切とのことで伺うことができませんでしたので、またの機会にチャレンジしたいと思います。