クラフトビールツーリズム - 東京都世田谷区 後藤醸造

東京の新宿駅と神奈川県のほぼ西端にあたる小田原駅を繋ぐ私鉄の小田急線は全47駅からなる、全長80km超の路線です。同じく新宿駅を起点とする京王線が高尾山口駅までの距離がおよそ45km、東京都と千葉県を繋ぐ総武線が三鷹駅より西船橋駅までが約40km、約2倍の距離を繋ぐ長距離路線であると考えると、改めて凄みを感じます。

その小田急線が横断する世田谷区の北部のちょうど真ん中あたりに位置するのが経堂駅。電車の種類の多い小田急線にあって快速急行以外の電車が停車する比較的大きな駅です。駅の南口には東京農業大学と、それに続く農大通りが有名ですが、今回降りたのは北口。出ると左に手にコルティというショッピング施設があり、その脇を抜けると線路沿いに小規模なお店が密集してるエリアがあります。最初の角を曲がってすぐの後藤醸造に行ってきました。

後藤醸造
住所:東京都世田谷区経堂2-14-3

ブリューパブエリアと醸造エリアがほぼほぼ半々といった構造で、向かって右側に醸造設備(この日は暖簾がかかっていたので、外からは見えませんでしたが)になっている一方、ブリューパブエリアは広めの間口にかかる大きなガラスの引き戸から中の様子が覗くことができました。席は基本的にはカウンタースタイル。向かって左手は壁沿い、真ん中にアイランド型のカウンター、そして右手はガラス窓越しに醸造設備が眺められるようになっていましたので、迷わず右手のカウンターに陣取りました。

後藤醸造のWebサイトによると、ここの醸造主は東京農大を卒業された方、とのこと。酵母などを勉強されて科学的に美味しいビールとかを研究したのかなと妄想は膨らみます。

この日オーダーしたのは、この土地の名前がついた経堂エールというAmerican Pale Ale、それにポテトフライ。

キャッシュオンデリバリースタイルで、正面のキャッシャーでお金を払うスタイルでした。カウンターという店舗の形態でありながら料理も充実した印象がある一方、訪れたこの日は金曜日でしたが、自分含めてお一人様が”サッ”と立ち寄って、”サッ”と飲んで帰る、というスタイルのお客が多かったように思います(そういえば店内にはスタッフさんの話し声がずっと聞こえていました。)場所も駅から住宅エリアに向かう入り口あたりにありますので、ちょっと飲みたい、というニーズを満たしてくれるのだろうと思います。

後藤醸造 東京都世田谷区を起点にしたクラフトビールツーリズム

後藤醸造から徒歩でおよそ3分程度、同じく経堂駅の北口に暁ブルワリー 東京ラボがあります。お店は土日のみの営業ということで、金曜日のこの日は訪れることはできませんでしたが、2016年からある経堂で最初のブルワリーということで老舗と言っても良いお店です。

また小田急線の下り方面に2駅先の祖師ヶ谷大蔵駅すぐ近くの線路高架下に祖師ヶ谷ビール工房が、新宿方面に4ついった下北沢駅から徒歩で12分のところにはカノンブルーイングというブルワリーがあります。