クラフトビールツーリズム 東京都港区 Carbon Brews Tokyo

TBSのお膝元、赤坂。東京メトロ 千代田線が通るこの駅の駅周辺こそ落ち着いた雰囲気がありますが、赤坂駅と東側の溜池山王駅の上を走る外堀通りから北側の赤坂見附までのエリアは、高級レストランや料亭、庶民的な中華料理店から居酒屋やバー、夜のお店などの多彩な飲食店が居並び、外国人も多く、夜の深い時間になると街全体賑やかに、そして時によってはカオスな雰囲気になります。最近は客引き行為防止のためと思いますが、街を警備するセキュリティが見回りをしているので少し安全になっているかもしれませんが、逆にそういう体制になる土壌がこの街にはあったのだと思います。

この赤坂のど真ん中に、香港発のブルワリーのbrewqub、Carbon Brews Tokyoがあります。

Carbon Brews Tokyo(カーボンブリュース トウキョウ
住所:東京都港区赤坂3-14-2 B1

赤坂駅を出て徒歩2分と、非常にアクセスが良いのですが、角地にある比較的大きな雑居ビルの地下一階にあるため、入り口を見つけるのに苦労しました。Google mapを頼りにすると赤坂みすじ通り沿いにお店があるように見えますが、実際には下の画像のように一木通りと赤坂みすじ通りとをつなぐ路地に入り、そこにある地下への階段を降りてお店にはいります。


雑居ビルよろしく、階段を降りた先にいくつかのお店につながる廊下があると思ったのですが、地下への階段=お店の入り口でした。

入ると、まず右手には冷蔵庫が設置され、缶詰されたCarbon Brewsのクラフトビールが並んでいました。続いてかなり大きめなカウンター、そして奥にハイテーブル&ハイチェア。カウンター近くの壁沿いには大きなテレビ画面でこの日取り扱いのあるクラフトビール銘柄が映し出されていました。

訪れたこの日は、オリジナルクラフトビールの6種うち、on Tapで飲める分はあいにく半分が売り切れていたのですが、ゲストビールも6-7種と豊富に取り扱いがありました。迷わず頼んだのがクレイジー リッチ ルプリンズというダブルヘイジーIPA。パイントとグラスが選べるようになっていましたが、写真はグラスです。

料理の方はピザやピクルスといったものもありましたが、香港発のブルワリーとあって中華系の料理が主流で、海老餃子や焼売といった定番ものから、甘辛めな味付けでビールが進みそうなチャーシューや、麻婆風味のチーズがかかったポテト、締めには屋台風の焼きそばなどどれもビールとの相性が良さそうなメニューがラインナップされています。幅広目にオーダーしましたが、程よく香辛料が効いた本格的な味付けで、料理とともにクラフトビールも進みました。

入店したのは18時半ごろ。この街でこの時間帯は少し早かったのか、最初の来店者になってしまいましたが、19時を過ぎた頃から人が増え始め、1時間ほどで席は8割ほど埋まってしまいました。外国人のお客様が多いのが印象的でした。