クラフトビールツーリズム 東京都品川区 T.Y.HARBOR

浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレールの天王洲アイル駅から徒歩でおよそ7-8分、天王洲アイルの交差点を品川方面に向かい、運河にかかる橋の手前を左に曲がった袋小路の左手にT.Y. HOUBORはあります。まだまだ暑い8月下旬の夕暮れ時、日が短くなったことで街に灯りがともりしたちょうど良い時間帯にこの老舗ブルワリーレストランを訪れました。

T.Y.HARBOR
住所:東京都品川区東品川2丁目1-3

ビールの量り売り:グラウラーを持ち込めば可能

天王洲運河沿いに佇むこのブルワリーは地ビールが解禁となって間もない1997年に設立され、クラフトビールブームを横目に25年もの歳月をこの地で変わらず過ごしています。もともとこの辺りは倉庫街として活用されていたエリアですが、近年は巨大な壁画やミュージアムなどアートの街として進化を遂げており(詳細はこちらの記事に詳しいです)、実際、私自身は過去に何度もT.Y.HARBORには訪れた経験があるのですが、今回(おそらく10年ぶり)の訪問で、周囲の変貌と人の往来の多さには驚かされました。

ただ…黄色いライトで書かれたT.Y.HARBORの文字をくぐると以前の印象と変わらない雰囲気がひろがっています。右手には運河にせり出す形で設けられたRiver lounge、その反対側にbreadworksと言うパン屋さんとLily cakesというケーキ屋さんが少しですがイートインを構えており、テラスでお茶をしている人もちらほら。そしてここを抜けた先にブルワリーのテラス席、そして左側にT.Y.HARBORの入り口があります。

入り口を入ると元倉庫とだけあって高い天井にまずはハイテーブルのバーエリア。その先にカウンターがあり予約を告げます。水辺、また夕方とは言え夏真っ盛り…暑さを考え予約でテラス席は控えたため、醸造タンクのすぐ目の前ダイニングスペースの席に通されました。人気店でほぼ満員だったためか席の間隔が少し狭いかな、と感じましたがら、天井がたかいためさほど気にならず。

この日メニューにあったのはレギュラービール5種とシーズナルビールが2種。あいにく車で聞きていたため、この場で飲むことはできませんでしたが、T.Y.HARBORにはBREWERY SHOPがあります(以前きた時にはなかったかも)。

こちらで瓶詰めされたクラフトビールのみならず、栓抜きやステッカーなどの各種グッズやアパレルの取り扱いもあり、またグラウラーを持ち込めば量り売りもしてくれます。この日は瓶ビールを買って帰宅しました。